学びつながる22 早川克美さん〔後編〕 | 京都芸術大学CLO | デザイン思考

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デザインの第一線から教育の世界に入った早川さんに、学びつづけるものの先にある可能性をお話いただいています。多くの生徒との触れ合いの中で生まれる発見。その中には感動のエピソードもあります。大人になっても学びつづけることの大切さを改めて感じさせてくださるお話です。そんな早川さんが理想とするもの・または目指すものは?早川さんにとって「学び」とは?楽しいお話の中に、さまざまな学びのあるインタビューとなりました。

【早川克美さんプロフィール】
●京都芸術大学芸術学部通信教育部芸術教養学科CLO(2023.4.1~)
●株式会社F.PLUS 代表

東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。東京大学大学院 学際情報学府 文化人間情報学コース 修了、修士(学際情報学)。GKインダストリアルデザイン研究所を経て、2003年F.PLUS 設立。「空間と人」「モノ・コトと人」「記憶と時間」をつなぐ情報コミュニケーション環境の創造をめざし、ジャンルを横断したデザイン活動を実践中。

2008年-09年:東京造形大学 非常勤講師
2011年-13年:大妻女子大学 非常勤講師
2015年-  :静岡文化芸術大学 非常勤講師
2012年〜京都造形芸術大学 芸術教養学科 学科長 教授
2020年〜京都芸術大学 大学院学際デザイン研究領域 領域長

オンラインのみの芸術教養学科では、在籍者3000人以上の社会人の学びを牽引する。
デザイナーとしては、サインデザインを中心に多様なデザイン手法で情報を伝え、受け取る人々に先の未来の豊かさを作り出している。

①「人と情報」・「人と空間」の適切な関係を構築するデザイナー
②「学びを支援する環境をどのようにデザインすれば有効なのか」をテーマにした研究者
③「身の回りの環境を常に新鮮な目で捉えるデザインの感性・知性を育む学び」を支援する教育従事者
としての3つの活動の有機的な連携に取り組んでいる。

2004年グッドデザイン賞金賞
2007年JCDデザインアワード審査委員特別賞
FUSION MUSEUM KNIT × TOY(2007・SDA賞サインデザイン賞)
SHINJUKU PICCADILLY INFOMATION PROJECT(2009・SDA賞サインデザイン優秀賞)
グッドデザイン賞、JCDデザインアワード審査委員特別賞など多数。

・趣味は人間観察・サーフィン
・ニュートラルな心理状態でいたいので、部屋も家具も白を基調としている
・これまでにもらったベストなアドバイス:「目の前の現実に謙虚であれ」東京大学大学院時代の修了の際に恩師からいただいた言葉です。先入観や思い込みにとらわれることなく、現実の中に答えを見出せと言われたのだと思い、座右の銘にしている。

【著書】『芸術教養シリーズ17 デザインへのまなざし―豊かに生きるための思考術 私たちのデザイン1』

【インタビュー内容】
00:06 デザイナーから教育の現場に入った理由
07:25 学びつづける先にある可能性
10:24 学びつづけることによる身近な変化
12:24 早川さんが理想とするもの、または目指すものは?
15:26 あなたにとって、学びとは?

企画・撮影・編集:まなWEB鎌倉 https://manawebkk.com/
インタビュアー:山崎奈々絵
デザイン:Yumi Asaumi
撮影場所:POP-UP SPACE in KAMAKURA By NEKTON大船