「小さい声の出しづらい人たちが、自分の中の多様性を育ててくれた」。高野さんが運営するゲストハウス彩(イロドリ)は、さまざまな個性を持った方と交流できる場所。障害があっても、たくさんの伸びしろがある。可能性がある。それを見つけてサポートする。いつの間にか決められてしまっているカテゴリーの、横のつながりが持ちにくい中、「誰しもが持つ〝やりがい”〝生きがい”への想い。それを発見できる社会は豊かだと思う」そう話す高野さん。あたりまえのことを、あたりまえに、いろいろな人が実現できる環境をどう実現していくか。誰もが自分らしく活躍できる社会、そしてインクルージョンな社会であることを求めて、ゲストハウス彩(イロドリ)では、今日もさまざまな人が集い、さまざまな試みに取り組んでいます。武士の姿は、人との垣根を作らないため。人と繋がりやすくするため。いつかこの姿が、社会貢献のアイコンとなる日が来るかもしれません。
【高野朋也さんプロフィール】
●株式会社i-link-u 代表
「全ての人がわけへだてなく共創し、共生できる社会を創る」
i(私)とu(あなた)がタテではない、ヨコのつながりでできることを大事にしています
1987年生まれ(835歳)富山県富山市出身。明治大学卒業後、塾講師や英語教材開発を経て、都内の認知症グループホームで介護士に。ボランティアで出会った特別支援学校の高校生と二人で、若年障がい者の“社会への片思い”を叶えるためにi-link-uの活動をスタートする。
「みんながみんなの場をつくる」というコンセプトで始めた【ゲストハウス彩(イロドリ)鎌倉】では、誰もが生産力として活躍できる働き方を開発。「障がい者が働くなら福祉業界」という固定観念に、一般就労の雇用創出とそれを支える仕組みづくりで一石を投じながら、現場での見聞を日々発信して保守的な価値観への問題提起をつづけている。
日本で常態化しているマジョリティとマイノリティの隔離―大多数の人たちが彼らと違う少数の人たちと共にいる機会がなく、その存在すら知らずに生きること―を機会損失と考え、障がい者と健常者が分け隔てなく出会いつながる場として【ユニバーサル合コン】を企画。過去24回の開催で結婚1組・カップルを9組を生み、朝日新聞にも取り上げられて注目を集めた。
自分が気になったことは人目を気にせずとにかくやってしまう「おせっかい」で「おっちょこちょい」。それが今の事業を天職にしている資質であると同時に、取締役会の場で“取り締まられ役”にまわる要因にもなっている。ときに「詩人」と冷やかされるキャッチ―な言葉が発信力の源泉。褒められたらどんな木でも登るお調子者を自認する。神奈川県鎌倉市在住。鎌倉武士歴800年。
鎌倉で闘うという意思表示で武士になりました
【ホームページ・SNS】
◇i-link-u(アイリンクユー)
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◇ゲストハウス彩(イロドリ)
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【インタビュー内容】
00:08 活動の母体i-link-uについて
02:01 高野さんが持つフラットな考え方の原点は?
03:17 高野さんがいつも心に置いていることは?
05:44 ゲストハウス採(イロドリ)について
06:39 なぜゲストハウスにしたのか?
08:26 どんな利用者がいらっしゃいますか?
12:45 個性豊かな人たちとのコミュニケーション
17:16 変化の中で、スタッフとどのように活動を続けて行きたい?
19:37 教育・学習事業面での展開
20:44 「武士食堂」をスタートしたきっかけ
22:25 武士の姿を始めたきっかけ
24:16 武士の姿を社会貢献のアイコンに
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